情報誌「地域人」 第47号
「地域人」は、地域の活性化を担う"地域人"が主役です。
政府方針である地域創生政策は、将来にわたって「活力ある日本社会」を形成していくために、地域資源を利用した多様な地域社会の形成を目指しています。そのためには、首都圏地域を含めた他地域との積極的な人的交流、情報交換などの連携を推進していくことが求められます。「地域人」は地域で活躍する多くの人々から得た、前向きで積極的な"生"の情報を新鮮なまま毎月お手元にお伝えします。また、さまざまな取り組みや先進事例を解説、論説を加え紹介していきます。ビジネスや生活に役立つことはもちろん、地域創生のテキストとしても活用していただけるような情報提供を目指します。
第47号の注目記事
巻頭インタビュー西村幸夫
都市工学者
町はこうして元気になり、自信を持ち、再生していく――。都市工学者の西村先生は学生時代から、地域の歴史を生かした町並み保存、まちづくりのために地域の人々とともに調査・活動を続けてきた第一人者だ。歴史的環境を守りつつ、町が元気になるために、地域の人々ができることは何か？そしてまた外部の人間の役割とは？
特集生きている町並み
家は個人の財産だが、町並みはみんなのもの。そう考える人々によって今も生き続けている町並みがある。地価の高い大都市部で、町並みをいかに守るか。インバウンドの掛け声の中、オーバーツーリズムに悩まされていないか。「観光」と「暮らし」をどう調和させればよいのか。日本の美しい町並みを守る人に会いに出かけた。
豪華 連載陣
もくじ
巻頭言
養老孟司
新旧の街並み
解剖学者、大正大学客員教授巻頭インタビュー
西村幸夫 都市工学者
町はこうして元気になり、
自信を持ち、再生していく
特集
生きている
町並み
取材・文 森まゆみ 作家
増田 秋田県横手市増田町
職人もたまげた
黒漆喰壁の美しさ
気仙沼 宮城県気仙沼市魚町・南町・八日町
風待ち地区によみがえる
歴史文化遺産
村田 宮城県柴田郡村田町
紅花の集積地として
栄えた蔵の町並み
古町花街 新潟県新潟市中央区
新潟の町なかで
花街や路地を守る
根岸・谷中 東京都台東区
人生と建物をつなげる
中村出さんとまちあかり舎
EVENT REPORT
“まちづくりレジェンド”たちが
豊田市の足助に大集合！
八女 福岡県八女市福島・黒木
人を動かし、地域の
経済を循環させる
ことが大切
対談
失くしたら戻らない。
町の記憶を
失う前にできること
工学院大学理事長
本号で触れた町一覧
連載
雇用問題を考える
事業化に成功した
“いちじく栽培プロジェクト”
人間と自然資源
生態系を基盤とした
防災・減災アプローチ
ジュネーブ
人口減少下の地域を考える
若年女性が東京圏に
とどまる理由を考える
高校連携で始まる人材循環
地域との協働による
高等学校教育改革推進事業
食卓から見たニッポン人の変化
お手伝いと親子の伝承
岩村暢子地域興論
助け合いの地域づくりを急げ
河合雅司「食」から始まる地方再生
湖里庵と講 大津百町
滋賀県
二宮清純のスポーツとまちおこし
令和の時代は地元密着型に
二宮清純港町ブルース
神奈川県藤沢市
漁業協同組合（上）
人間力大賞日本青年会議所
第32回 人間力大賞 会頭特別賞
吾子可苗さん
漆造形作家
おきたま通信「百姓の独り言」
断食
菅野芳秀ふるさとと神仏のゆくえ
悲しみが怒りを超えていく
島薗 進chiikijin square(地域人スクエア)
直言! 今月の地域構想
平成から令和へ
清成忠男 大正大学地域構想研究所 所長啐啄
「仮説」とその検証
柏木正博 本誌編集・発行人次号予告/編集後記
とじこみ
コアコア新聞
暮らすように町に泊まる
昔ならどこにでもあった、
今はないものがここにある
大分県臼杵市
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- 書籍名：地域人
- 出版社：大正大学出版会
- ISBNコード：978-4-909099-34-1
- 価格：1,000円
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