コアコア新聞

地域構想研究所が発行する地域創生情報誌『地域人』のワンコーナー「コアコア新聞」。
コんなヒトにワクワク、アんなコトにドキドキ、コんなモノにソワソワ、
アんなトコにゾロゾロをテーマに、さまざまな「地域ネタ」を紹介するページです。
今後は、読者のみなさまからの投稿を幅広く受け付け、
誌面にて紹介していくコーナーにしたいと思っています
(ただいま、企画検討中!投稿はしばらくお待ちください)。

  • ローカルメディア

    『別所線百年物語』長野県上田市

    公文書、記事、エッセイで地元鉄道の歴史をたどる

    『別所線百年物語』は新聞社のアーカイブを活用するとともに、公文書の分析、市民が寄せたエッセイなどで多方面に構成される。地域とともに歩んだ鉄道の歴史を生き生きと描き出している。

  • 野菜力

    Tenuta campi flegrei 農園福岡県福津市

    イタリア人と日本人の夫婦が作る野菜 福津市でイタリア旅行の気分を味わう

    ナポリ出身のシルビオ・カラナンテさんと花田愛さん夫婦は福岡県福津市に根を張り、自ら栽培する100種類近くの野菜を使った料理を出すレストランを開いた。滋味深い野菜を使った料理はいまや全国的に人気となっている。

  • パン力

    福田パン岩手県盛岡市

    コッペパンブームの火付け役 盛岡のソウルフードを守る三代目社長

    全国に「地域食」と呼ばれる名物は数あれど、多くは宇都宮の餃子のように複数店舗による提供が主流。ところが岩手県盛岡市でご当地コッペパンは宮沢賢治の教え子だった創業者が始めた福田パン1社のみが販売している。

  • 村人力

    四徳温泉キャンプ場長野県中川村

    人間らしさ取り戻す森のパエリア作り

    長野県南部のアルプスのはざま、自然豊かな伊那谷にある 四徳温泉キャンプ場で昨秋、野外イベント「むらびと祭」が開かれた。 イベントの目玉はその土地で獲れたジビエや野菜を使ったパエリア作り。 コンセプトは古代の人間の暮らしにあるという。

  • プリン力

    まほろば大仏プリン奈良県奈良市

    プリンに救われてプリンのテーマパークをつくった夫婦の物語

    プリンに救われてプリンのテーマパークをつくった夫婦の物語

  • カフェ力

    俊カフェ北海道札幌市

    詩が開かれた空間 谷川俊太郎公認カフェ

    1931年生まれの日本を代表する詩人、谷たに川かわ俊太郎。 第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行して以来、多くの読者を魅了してきた。 2017年には札幌に「いち俊太郎さんファン」である女性が著作や関連グッズが並ぶ「俊カフェ」をオープンした。 国内唯一の詩人公認カフェとして存在感を高めている。

  • スイーツ力

    はっさく屋広島県尾道市因島

    アンテナショップで即完売! 因島の はっさく大福

    東京・銀座に広島県のアンテナショップTた うAUがオープンして以来、常に売り上げナンバーワンを誇り、殿堂入りとなった「はっさく大福」。 広島県因島の特産品であるハッサクの果実を閉じ込めた爽やかな味にリピーターが続出中だ。

  • プチプチ力

    プチプチ文化研究所東京都千代田区

    プチプチは文化だ!

    誰もが一度は目にしたことがあるであろう、空気の入った緩衝材「プチプチ」。この「プチプチ」を 日本で初めて独自の製法で開発した川上産業にはなんと「プチプチ文化研究所」なる研究機関があるという。

  • 和紙力

    桂樹舎富山県富山市

    ステーショナリーの製作で伝統工芸の技を後世に

    江戸時代、富山の薬売りが愛用していた丈夫な八やつ尾お 和紙。その製造を唯一続けているのが「桂樹舎」だ。日本の古典柄だけでなく、アフリカやアイヌなどの民芸品から着想を得た模様を「型染め」の技術で染め上げた小物は、暮らしを温かく彩ってくれる。

  • ゲストハウス力

    第27回前田有佳利(ゲストハウスを旅する編集者)

    “ナマケモノ”になろう! 巫女体験もできる宿

    名水百選の「御お 清しょう水ず 」を初め、各所で綺麗な水が湧く名水のまち、福井県大野市。この地に、時間を忘れて昼寝をし “ナマケモノ”になることを 推奨する宿がある。オーナーものんびり屋かと思いきや、地域と連携し、多数の企画を企んでいるようだ。

  • 書店力

    森の六畳書房北海道浦河町

    テーマソングもある!週1日営業の自宅本屋さん

    馬の産地として知られる北海道の日高地方。その南部に位置する浦河町は「サラブレッドの町」として名高い。馬の育成環境は申し分のない浦河町だが、人口約1万2000人に対して、まちの本屋さんはゼロ。この窮地を救ったのは一軒の「自宅本屋さん」だった。

  • 果実力

    新岡農園のジャバラ和歌山県伊都郡かつらぎ町

    加工品のアイデアでジャバラの販路拡大に成功

    和歌山県のかつらぎ町は温暖な気候を生かし、イチゴ、桃、柿、ミカンなどの果物を一年を通して栽培するフルーツの町。 地域の課題となっている耕作放棄地を活用して、花粉症によいと話題のジャバラの栽培に取り組む新岡農園を取材した。

  • テーマパーク力

    ガマ洞窟・ガマランド茨城県つくば市

    霊峰、筑波山の山麓にガマを祀る珍スポット「ガマランド」あり

    茨城県のシンボルで「西に富士、東に筑波」と称される筑波山。その山腹にあるのが江戸時代に傷薬の素として重宝されたガマを祀る“謎すぎるテーマパーク”、「ガマランド」。看板アトラクションのガマ洞窟は、ちょっとした恐怖体験でした。

  • 工場見学力

    ショウワノート高岡新工場富山県高岡市

    「ジャポニカ学習帳」はこうして作られていた!

    工場見学といえば、かつては学校が行う社会科見学の要素が強かったが、近年は新たな観光コンテンツとして注目されている。「ジャポニカ学習帳」を製造するショウワノート株式会社でも、昨年から工場見学をスタートさせた。こうした産業観光は、企業や製品の認知度アップだけでなく、地域活性化という点でも大きな可能性を秘めている。

  • ゲストハウス力

    第24回前田有佳利(ゲストハウスを旅する編集者)

    童話モモのように大切な時間を取り戻す宿

    神奈川県鎌倉市に、築93年の古民家を活用したゲストハウスがある。宿に込めた思いを、童話『モモ』で示唆されるメッセージに重ね、イベントを織り交ぜながら、持続可能な生き方を提唱している宿だ。

  • たのしい観光地

    第37回中丸謙一朗(コラムニスト)

    乳頭温泉郷 不便という贅沢

    一種の不便さを感じる観光地はいつまでも記憶に残る不思議な魅力がある。乳頭温泉郷で考える、観光地の「快適さ」。

  • チーズ力

    牧歌神奈川県厚木市王子

    小さな牧場で作る王子様のチーズ

    神奈川県厚木市の住宅街にある小さな牧場で、日本では珍しいジャージ牛のミルクから作った乳製品を販売する工房がある。かわいい動物たちにも会える、この工房を訪ねた。

  • 駅そば力

    がんばれカープ 赤うどん広島県広島市

    目を見張る赤いうどんは 地元球団への親愛の証

    創業118年を誇る広島駅の駅弁事業者が運営する駅そば店「驛麺家や 」。その名物は、パッションレッドに染められた奇抜なうどん。そこには、単なる物珍しさではない、地元球団への思いが込められていた。

  • 手織り力

    手織工房じょうた東京都三鷹市

    自分の感性を信じて自由に楽しむ「さをり織り」

    東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる井の頭恩賜公園。そのすぐそばに位置する工房では、幅広い年代の人が集い、手織りを楽しんでいる。

  • 果物力

    吉家果樹園長野県中野市

    果肉まで赤いリンゴに 込められた吉家さんの情熱

    赤、青、黄色、リンゴの色はいくつかあるが最近、果肉まで赤いリンゴが登場し、話題を集めている。スイーツ界からも注目されているこのリンゴの生みの親・吉家一雄さんは地域の子どもたちにも人気の存在。「品種改良は人生を楽しむため」とうれしそうに話す吉家さんから感じるのは、品種改良にかけるゆるぎない情熱だ。

  • 映画館力

    シネマ・チュプキ・タバタ東京都北区

    クラウドファンディングで 実現した 完全バリアフリー の手作り映画館

    障害のある人もそうでない人も、誰もが気軽に映画を楽しめる映画館が2016年に東京都北区田端の小さな商店街の一画にオープンした。音声ガイドに親子鑑賞室など、かゆいところに手が届く心配りとは?

  • 食堂力

    狭山おたがいさま里食堂埼玉県狭山市

    周辺の畑で収穫した旬の野菜を団地内の集会室で「いただきます」

    6年前に東京・阿佐谷で生まれた「おたがいさま食堂」。近隣の住民が食材を持ち寄って、一緒に調理するという試みだ。 この地域密着型イベントが口コミで人気を呼び、全国各地に拡散。今回はその一つ、「狭山おたがいさま里食堂」の様子をレポートする。

  • 和紙力

    土佐和紙プロダクツ高知県高知市

    伝統の技に新しい息吹を!土佐和紙の活路を探る

    昔から人々の暮らしに寄り添ってきた和紙。だが時を経て、洋紙の普及とともに忘れられゆく存在に。 手すき和紙の本当の良さを知ってもらうため、使いやすいアイテムへと商品化をすすめているプロジェクトを取材した。

  • お茶力

    甘露東京都新宿区高田馬場

    中国茶を飲みながら国際交流と地域交流

    JR高田馬場駅と早稲田大学の中間にあるコミュニティカフェ「甘露(かんろ)」は、昨秋オープンしたお店。地域の情報サイト『高田馬場新聞』の編集長でもある店主が、地域交流や国際交流の場を求めて開いた。早稲田大学に通う留学生たちも訪れているようだ。

  • 野菜力

    消費者市場小淵沢山梨県北杜市小淵沢町

    地元の野菜や果物の素晴らしさを紹介したい!

    山梨県と長野県の県境に位置する八百屋さん「消費者市場小淵沢」には、「やおけんさん」という愛称で呼ばれる名物店主がいる。地元の野菜や果物を愛してやまないやおけんさんは、県内外にその良さを伝えようと日々奮闘している。

  • ラーメン力

    阿波尾鶏中華そば 藍庵徳島県海部郡美町

    東京から徳島へ移住した ラーメン店親子の心意気

    徳島県美波町奥河内の四国霊場23番札所である薬王寺の門前町「桜町商店街」にオープンしたラーメン店「阿波尾鶏中華そば 藍庵」。経営する松田親子は、町の地方創生事業「門前町の再生プロジェクト」に応募し東京から移り住むことになった。さていったいどんなラーメンなのか。

  • ローカルメディア力

    男木島図書館香川県高松市

    小さな島の本のある場所で新しい本が生まれていく

    瀬戸内海に浮かぶ男木島で2016年(平成28)2月に開館した「男木島図書館」は、島に移住してきた夫妻が設立したマイクロライブラリーだ。この場所から生まれた冊子には島の人たちの暮らしが記録されていた。

  • ローカルメディア力

    Book! Book! Okitama山形県置賜地方

    井上ひさしのDNAを受け継ぐ 本好きの風土が生んだ雑誌

    2014年にはじまったBook! Book! Okitamaは置賜地方の3市5町という広い範囲で行われるブックイベントだ。その活動から生まれた雑誌『nda nda!』を紹介しよう。

  • 文学賞力

    半空文学賞香川県高松市

    審査員はお客さん 小さなカフェバーで 生まれた文学賞

    香川県高松市瓦町のカフェバー「半空」(なかぞら)が主催する半空文学賞が、ユニークな試みとして注目されている。審査をするのは、店に来るお客さんたち。第3回の企画では、地元鉄道会社とのコラボも実現させた。

  • 商店力

    竹のいえ鹿児島県鹿児島郡三島村竹島

    20年間商店がなかった島に豊富な品揃えの雑貨店が誕生した

    スーパーもコンビニも飲食店もなかった人口 70 人の島に、 小さな商店ができた。およそ400点の食料品や雑貨、土産品のほかに、 店主が捕ってきた魚も販売しているというユニークな店だ。

  • ローカルメディア力

    山福印刷 福岡県北九州市

    小さな印刷所のおやじが遺した地元に根差した印刷物の数々

    北九州の港町・若松区でちいさな印刷所を営んだ山福康政。 地元のさまざまな印刷物を作りながら、出版活動を行い、絵草紙を描いた。 その「仕事」をまとめた展示と、そこから生まれた冊子を紹介しよう。

  • 書店力

    スロウな本屋岡山県岡山市

    「書店」 という名の暮らしと向き合う場所

    2015年春、岡山市北区の住宅街にオープンした 1軒の新刊書店「スロウな本屋」には、ベストセラーとは ひと味違う、店主の目で選ばれた本が並んでいる。 ゆったりした時間の中で、大切な1冊を選ぶ場になっている。

  • 博物館力

    大谷資料館栃木県宇都宮市

    PV撮影に映画のロケ地にと引っ張りだこの地下採掘場跡

    フランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテル本館にも使用された大谷石。 その地下採掘場跡にある資料館が、なぜかいま人気スポットになっている。

  • 縁日力

    ほおずき千成り市東京都文京区向丘

    地域の人による 地域の人のための縁日

    少子化により一度は途絶えてしまった縁日を、お寺の住職夫妻と 地域の人々が復活させた。ご近所同士が顔見知りになることで、 災害時に助け合いができることも、この縁日の大きな目的になっている。

  • マラソン力

    たんのカレーライスマラソン北海道 北見市端野町

    スポーツの秋、食欲の秋にぴったりなマラソン大会

    マラソンが苦手な人にも参加してもらいたい。 そんな思いから生まれた「たんのカレーライスマラソン」。 順位を競わず、楽しく走ってカレーの材料を集め、作って、食べる。 こんな気楽なコンセプトながら、今年で33回目という人気長寿イベントだ。

  • みんなの民具

    第14回 たわし

    一世紀続く日本のスピリチュアルアイコン

    誰もが見たことあるけれど︑使っている人をほとんど見なくなった不思議な民具たわし。編集部からもほど近い北区滝野川にある100年以上の歴史をもつ元祖たわしの「亀の子束子」を訪れた。

  • 菓子力

    尾道お菓子たつみや広島県尾道市

    味地域で愛された味を移住者夫妻が甦らせた

    尾道で64年の歴史を刻んだ和菓子店「御菓子司多津美家」が、 昨年「尾道お菓子たつみや」として新たな時を刻み始めた。 その陰には、先代からバトンを受け継いだ一組の夫婦の存在があった。

  • たのしい観光地

    第25回 中丸謙一(コラムニスト)

    外国人の思うニッポン

    たのしい観光地に大切なのは、そこに訪れる 人のこころが「ゆらぐ」こと。日本人にとってあたりまえの風景は外国人の眼にどう映っているのだろうか。

  • ゲストハウス力

    第11回 前田有佳利(ゲストハウスを旅する編集者)

    世界に “旗” を立てる宿 日帰り観光に終止符

    広島県呉市︒戦前に戦艦大和が造られ︑日本海軍の拠点となった町だ。呉市海事歴史科学館への日帰り観光が主流とされる現状を変えようとお土産づくりが原点となって誕生したゲストハウスを紹介したい。

  • たのしい観光地

    第10回 中丸謙一朗(コラムニスト)

    ライブカメラで楽しむへんなひとり旅

    監視カメラはどこにでもある。いたるところから、黒いレンズで私たちの姿をとらえている。 それは観光地でも同じこと。 現代の監視社会を逆手にとった、新しい旅の楽しみ方。

  • マラソン力

    馬路おしどりマラソン高知県安芸郡馬路村

    カップルが手をつないでゴールするほのぼのマラソン

    地元では持て余すほどだったユズを独自の特産品に育て上げ、 年商30億円以上という一大産業に成長させた高知県の馬路村。 この村にはもう一つの名物ともいうべき、ユニークなマラソン大会があった。

  • ゲストハウス力

    第7回 前田有佳利(ゲストハウスを旅する編集者)

    コンセプトは“高知大使館” !? タウン誌の元副編集長が営む宿

    高知市に、高知県全域を知り尽くした旅の達人が運営するゲストハウスがある。 そこには、高知の魅力を凝縮することで「通過」を「滞在」に変える秘訣が隠されていた。

  • スーパーマーケット力

    スーパーまるまつ福岡県柳川市

    地域密着型スーパーが 買い物弱者を救う

    経済産業省によると、日常の買い物に不便を感じる「買い物弱者」は全国に約700万人いるとされ、今後も増加する見通しだ。そんな中、福岡県柳川市で商品と一緒に顧客を送迎するという新しいスタイルのサービスを行う地域密着型スーパーがあると聞き、早速お話を伺った。

  • たのしい観光地

    第 20 回 中丸謙一朗(コラムニスト)

    世界ブランド・ 妖精の羽がフクシマに舞う

    福島県の中通り、川俣町にある「おりもの展示館」。そこでは、 世界に認められた日本の絹糸に触れ、奈良時代から続く地域の伝統技術を感じることができる。

  • ゲストハウス力

    第6回 前田有佳利(ゲストハウスを旅する編集者)

    農業と宿と市議会議員 !? 「半農半X」のゲストハウス

    長野県安曇野市、リンゴ農園や田畑が広がる長閑な地にある古民家の宿。 手作りの無農薬野菜やアイガモ農法で育てた米などを用いた食事を提供する。 農業体験や子どもの田舎体験、産前産後の長期ステイも受け入れている。

  • カカオ力

    東京カカオプロジェクト平塚製菓(埼玉県草加市)× 東京都・小笠原諸島母島カカオ力の無農薬マンゴー栽培に初め

    MADE IN TOKYOの チョコレートを作る!

    安心で安全な東京産のカカオ豆を栽培し、世界一美味しいチョコレートを作るという 夢のあるストーリーを紡ぎ出す “東京カカオプロジェクト”。 小笠原諸島の母島で、日本での生育は難しいとされるカカオ栽培に挑戦中だ。

  • 鯉力

    鯉に恋する郡山プロジェクト福島県郡山市

    鯉に恋する人増加中!郡山で味わう新たな鯉料理

    2016年4月に、その一角が火災にあった東京・歌舞伎町の新宿ゴールデン街。 被災支援に対する恩返しと社会貢献のために、店主たちは「こども食堂」を始めた。2015年に郡山市で始まった鯉食普及事業「鯉に恋する郡山プロジェクト」。 今年行われた2度のキャンペーンも大好評。郡山ブランド野菜など地元食材との コラボで、これまでにない鯉料理が誕生し、地域の活性化にも一役買いそうだ。

  • こども食堂力

    新宿ゴールデン街こども食堂東京都新宿区

    酔っ払いの聖域に響く 子どもたちの笑い声

    2016年4月に、その一角が火災にあった東京・歌舞伎町の新宿ゴールデン街。 被災支援に対する恩返しと社会貢献のために、店主たちは「こども食堂」を始めた。

  • ゲストハウス力

    第4回 前田有佳利(ゲストハウスを旅する編集者)

    街の味わいを味覚で伝える宿

    福岡県の北九州市小倉に、ダイニングバーが併設されたゲストハウスがある。 店名は、大正時代に誕生したといわれる北九州の台所・旦過市場に由来している。 味覚を切り口としたアプローチで街の魅力を発信する方法にも注目したい。

  • たのしい観光地

    第17回中丸謙一朗(コラムニスト)

    ダークツーリズムの粋と野暮

    「ダークツーリズム」は戦争跡地や被害被災跡地など、歴史が持つ暗さや悲しみを対象とした観光だ。 その場所で起きた出来事を、どのように訪問者に訴え、未来に残していくのだろうか。

  • アイドル力

    GINZAN BOYZ兵庫県朝来市

    地下880mで誕生した超スーパー〝地下〟アイドル

    1200年の歴史を誇る生野銀山。近年、訪れる観光客は減少傾向にあったが、それに歯止めを掛けるために、これまでに見たこともないアイドルグループが誕生した。ネットで大いに話題を呼んでいる彼らの全貌とは?

  • 麺力

    そうめんふし(三輪山本)

    そうめんはフシを食べるのが通 !? 意外に知られていないご当地ヌードル

    そうめんをつくる際、必ず生じるのが棒にかかった「フシ」と呼ばれる輪っかの部分。 ローカルフードとして愛されている「フシ」の魅力について、300年以上の歴史を持つ手延そうめん製造販売の三輪山本に話を聞いた。

  • ゲストハウス力

    第1回 前田有佳利(ゲストハウスを旅する編集者)

    “シェア”を盛り込む 複合型の宿

    和歌山県和歌山市にある、築約50年の5階建てビルを改装した複合施設。 そこではゲストハウスを軸に、旅人や地域の人々と空間を共有しながら 街を盛り上げる数々の事例の芽が育まれていた。

  • 水族館力

    鳥取県立とっとり賀露かにっこ館鳥取県鳥取市

    鳥取県で唯一の水族館 カニを食べずにカニを見る

    鳥取県といえば、日本有数の松葉ガニの産地だが、 県内唯一の水族館「かにっこ館」には、見るためのカニが多数展示されている。 数年前から年間20万人超の来場客をカウントするという同館を訪ねてみた。

  • 伝統力

    KOTORI京都府京都市上京区

    京和傘の伝統と技術を 活かした照明器具

    京都で江戸時代から続く京和傘の5代目が、 和傘の構造を活かした照明器具を作り出した。 海外アーティストとのコラボ商品も生み出し、 国内外から注文が相次いでいる。

  • 図書館力

    蔵の図書館千葉県四街道市

    蔵の改修で生まれた 手作り図書館

    築130年の蔵を活用した、住民らの手による図書館が昨年12月プレオープン、 今年4月に開館の運びとなった。書棚や机は手作り、蔵書も寄贈を募った。 一連の活動から世代や地域を超えた人と人との新たなつながりが生まれている。

  • たのしい観光地

    14 回中丸謙一朗(コラムニスト)

    街の遊び心を観る

    地域を歩いていると、不思議な光景に出会うことがある。 例えば街の古ぼけた看板や、生活の営みの中で生まれた風景も まるで「街の冗談」のように、旅人をたのしませてくれる。

  • クラフトビール力

    伊勢角屋麦酒三重県伊勢市

    「餠は餠屋」から「ビールも餠屋」の時代に

    伊勢神宮・内宮前で栄えるおはらい町に店を構える老舗餠店の造ったビールが、 今年3月に世界有数のビール審査会で金賞に輝いた。 その功績の裏には、微生物に魅せられた21代目の存在があった。

  • お茶力

    ジェラートプレミアムNo.7岡県藤枝市内瀬戸

    一度味わったら病みつき 濃くて美味しいジェラート

    抹茶は味を濃くすると、苦くなり美味しくなくなる。その抹茶のわずかな苦みと 旨味のバランスを目指しつつ、試行錯誤の末に誕生した抹茶ジェラートがある。

  • たのしい観光地

    第 13 回中丸謙一朗(コラムニスト)

    最強のドライブインを考える

    ドライブインは、高速道路網の発展や道の駅の増加により、ほとんど見ることがなくなった。 しかし全国各地には、訪れる人を楽しませてくれる魅力的なドライブインがまだ残っている。

  • テーマパーク力

    日本昭和村岐阜県美濃加茂市

    丸いちゃぶ台を家族で囲む「昭和」の時代に思いを馳せる

    明治村、大正村に続き、2003年にオープンした「昭和村」。 決してぜいたくではないものの、人と人の絆が強くあった時代の暮らしを 体感できる地域密着型テーマパークだ。

  • おやつ力

    酪王カフェオレアイスクリーム福島県郡山市

    売れに売れている 郡山発のアイスクリーム

    「想像以上の売れ行きで生産が追い付かない」といううれしい悲鳴を 上げているのは、「酪王カフェオレアイスクリーム」の販売元である酪王乳業。 都内でも数少ない販売店「日本橋ふくしま館 MIDETTE」で購入しその秘密を探るため、試食してみることに……。

  • たのしい観光地

    第 12 回中丸謙一朗(コラムニスト)

    タキタロウ伝説と阿部久書店

    山形県鶴岡市に生息する伝説の巨大魚「タキタロウ」。 その魚に関する資料などを展示した施設も現地に存在する。 謎に満ちた巨大魚の情報を求め、クルマを走らせた先に見つけたものは?

  • 書店力

    本屋プラグ和歌山県和歌山市

    買うだけじゃない、人が交流できる本屋

    食に関するイベントも行う会費制のキッチンスペースであるシェアキッチン。 このシェアキッチンから書店へと、異色の業態転換を図ったのが「本屋プラグ」だ。 目指すのは、コミュニティーの生成拠点であり、コンテンツの発信拠点

  • 農業女子力

    くめなんガールズファーム岡山県久米南町

    農業+女子力で高齢化が進む町を盛り上げる

    高齢化率が県内トップの久米南町。これを食い止め、 町を活性化させるためにスタートした「ガールズファーム」。 人材サービスを行う企業、パソナが「地方創生」に取り組む。

  • 歌日本紀行

    第7回「夕焼け小焼け」

    故郷を後にしていく、 夕暮れ時の切ない思い

    夕刻を知らせるメロディとして、多くの地域で馴染み深い「夕焼け小焼け」。 この歌が生まれた背景には、ある一人の教師が愛した故郷の景色があった。

  • 図書館力

    紫波町図書館岩手県紫波郡紫波町

    ”まちづくりのエンジン”として、人と人を繋ぐ

    紫波町(わちょう)は盛岡市と花巻市のほぼ中間に位置する人口約3万人の町。 2012年に町民待望の初の本格的図書館が開館し、今年で5年目を迎えた。 農業支援や児童サービス、企画展示やイベントにも力を入れる注目の図書館だ。

  • アンテナショプ力

    銀座わしたショップ東京都中央区銀座

    ここは沖縄? と思ってしまう店

    都内のアンテナショップでも、有数の広さを誇る「銀座わしたショップ」では、 沖縄産の生鮮食品、加工品、酒、化粧品など、豊富な商品を取り扱っている。 ゴーヤー、ヘチマ、島豆腐を購入し、ゴーヤーチャンプルーを作って食べてみた。

  • みんなの民具

    第6回 洗濯機

    おばあさんは川へ 洗濯に。で、いまは?

    洗濯機は進化している。いまは洗いから乾燥まで自動で行ってくれるものがあり、 たたみ機能が追加されるという噂も。歴史を振り返り、洗濯機について考える。

  • 古民家力

    シ ェ ア ビ レ ッ ジ秋田県南秋田郡五城目町

    生まれ変わった 築135年の古民家

    村民、年貢、里帰、一揆……。こうしたなつかしい言葉が合言葉になっているのは、秋田県五城目町の古民家を会員制の民宿としてリノベートしたシェアビレッジ。リーズナブルな価格や宿泊客同士の交流に惹かれ、会員になる利用者が増えている。

  • お茶力

    さぬきマルベリーティー香川県さぬき市

    讃岐のおばちゃんたちが奮闘して作る桑茶

    昔から養蚕の盛んな地方で愛飲されてきた桑茶。その健康効果が改めて注目される今、パッケージに描かれた「おばちゃん」の可愛らしさでヒット商品となったお茶がある。

  • たのしい観光地

    第9回 中丸謙一朗(コラムニスト)

    山あいの、極楽浄土に行ってみる

    昔から、人は死後の世界を思い、生き続けている。 境内に浄土の世界を表した 浄瑠璃寺に立ち寄り生を感じる

  • 竹力

    バンブー・ラボ徳島県小松島市・勝浦町

    LEDの光が優しく灯る竹灯籠が町の風物詩に

    東京のウェブ制作会社を退職し、徳島県に?ターン。そんな秋山諒太さんが ひょんなことから携わるようになったのが「竹灯籠」作りだった。 竹と明かりの温もりで地域の活性化を目指す。

  • 激辛力

    姫とうがらし岡山県苫田郡鏡野町

    とうがらしは姫でもピリリと辛い!

    岡山県苫田郡鏡野町では、日本の古来種の姫とうがらしを地域ぐるみで栽培している。 栽培や収穫におけるハードルの低さが、高齢者の農業の従事を可能にしている。 名前こそカワイイが、容赦ないその辛さにはご注意あれ!

  • B級グルメ力

    倉敷デニムストリー岡山県倉敷市

    青いハンバーガーやソフトクリームはいかが?

    日本で初めて国産デニムを生み出した倉敷市児島。倉敷の街では今、デニムにちなんだ 「青い食べもの」が注目を集めている。食欲を減退させると考えられている青色にあえてこだわった デニムまんやデニムソフトは、外国人観光客からも「クラシキ・ブルーフード」として親しまれている。

  • みんなの民具

    特別編・第5回昭和日常博物館を訪ねる

    モノで去を振り返る「地域回想法」

    モノを介して昭和の生活に触れることができる「昭和日常博物館」。 ここでは地域に住む高齢者へ向けて、展示物を見、誰しもが持つ 〝なつかしい〞思い出を語り合うという認知症ケアも行っている。

  • 歌力

    ウダーベ音楽祭 茨城県常陸大宮市

    懐かしの校歌で合併地域の交流を促す

    合併して生まれた市で、地域同士の交流のために生まれたイベント。 地域自慢による交流が小中学校の校歌で深まる。

  • 歌日本紀行

    第5回「タイガー&ドラゴン」(クレイジーケンバンド)

    ダサいスカジャンで待つ横須賀

    70~80年代の横浜、横須賀では、若者たちがそれぞれの想いを抱えてクルマを走らせていた。 『タイガー&ドラゴン』のなかで綴られる横須賀の「ダサかっこいい」街の空気を思い出してみる。

  • 神話力

    浜比嘉島

    琉球開闢の神が眠る神秘の島

    沖縄にある浜比嘉島の人々は、海とともに生き、神とともに生きている。琉球創成神話に伝えられる女神と 男神が暮らし、子を授かったとされるシルミチュー霊場をはじめ、東の御嶽、アマジン(アマミチューの墓)など、 島に点在するいくつかの聖域は、パワースポットとしても近年注目を集めている。

  • 果実力

    みかん鍋

    インパクト大の「みかん鍋」で島の活性化に成功!

    瀬戸内海に浮かぶ、周防大島。人口減少や高齢化の問題を抱える島に、 新たな息吹をもたらしたのは、一つの鍋だった⁉ 島全体の結束力を高めたチャレンジングな試みとは?

  • アンテナショップ力

    だご汁&いきなり団子

    郷土料理を食べて熊本の復興を応援しよう !

    今年4月に大きな地震の被害に見舞われた熊本県。 数日後、アンテナショップ「銀座熊本館」には、熊本を応援しようという人々が押し寄せた。 簡単で腹持ちの良い、熊本の優れた郷土料理「だご汁」と「いきなり団子」を、 熊本館で買える食材で作ってみた。

  • アニメ力

    大洗町ガールズ&パンツァー

    アニメファンを町のファンに

    人気アメ『ガールズ&パンツァー』。このアニメの舞台となった茨城県大洗町は、 アニメの聖地巡礼を地域再生に活かした成功例として有名だ。 地域として、具体的にどのような努力があったのだろう。

  • たのしい観光地

    特別編・第6回 中丸謙一朗(コラムニスト)

    岐阜県関市・刃物と鵜飼の街

    700有余年の刃物の伝統を持ち、世界でも有数の刃の生産地として知られる関市。 現代の刃物産業に受け継がれた伝統技能を歴史とともに振り返りながら、同様に長い歴史を持つ小瀬鵜飼を見学した。

  • 歌日本紀行

    第3回「津軽海峡冬景色」

    日常から飛ぶ、冬の津軽の物語

    歌は世につれ、世は歌につれ。歌で巡るニッポンの街。

  • ロボット力

    九州佐賀国際空港佐賀県佐賀市

    空港の観光コンシェルジュは人型ロボットPepper

    九州の玄関口として期待を寄せられている九州佐賀国際空港で、人型ロボットPepperが佐賀観光のナビゲートをしていた!

  • エコ力

    ヘメンディンガー・エリックさん大阪府泉佐野市

    古民家再生と独自設計の給湯システム

    古民家を自力でリフォームし、薪ストーブを改造して給湯システムを独自に開発したフランス人のエリックさん。地域とエコへの思いを聞いた。

  • たのしい観光地

    第二回 中丸謙一郎(コラムニスト)

    「幻の黒澤脚本『達磨寺のドイツ人』を味わう」

    古の物語を知り、今の物語を紡ぐ。観光大国・ニッポンのための「価値ある観光地」のつくりかた。

  • クラフトビール力

    コエドビール埼玉県川越市

    世界が認めた日本の味

    90年代後半の「地ビールブーム」とは一線を画す企業努力で現在のクラフトビールブームを牽引しているコエドビール。その強みとは何か。

  • トイレ力

    草津温泉湯路広場トイレ群馬県吾妻郡草津町

    え、ここがトイレ?それとも高級旅館?

    情緒漂う街並みに溶け込んだ草津湯路広場のトイレ棟は、石畳のアプローチや木の回廊がラグジュアリーさを醸している。一瞬トイレとは思えない高級感に利用者からは歓声が上がる。昨年9月に日本トイレ大賞を受賞。

  • 寄付力

    ピースワンコ・ジャパン広島県神石郡神石高原町

    殺処分寸前に保護された奇跡の救助犬・夢之丞

    ふるさと納税によって運営を支えられている広島県のNPO法人ピースウィンズ・ジャパン。そこで保護され、訓練された犬が、広島土砂災害や熊本地震で懸命な救助活動を行っている。

  • 文化発信力

    国立歴史民俗博物館千葉県佐倉市城内町

    昨日の暮らしが眼前に!

    「あの頃は大変だったけど、今は便利になったね」それっていつから? 「これ、あばあちゃんが使っていたのと同じだわ」この感覚、懐かしい。

  • テーマパーク力

    岩下の新生姜ミュージアム栃木県栃木市

    ショウガパワーで地域を元気に

    蔵の街として知られる栃木市に、昨年オープンした新生姜の魅力をアピールする博物館。ピンク色の不思議な空間が話題となって、栃木の新たな観光スポットとなっている。

  • 果実力

    低糖質バナナ東京都千代田区三番町

    アスリートの強い味方 バナナで即エネチャージ!

    東京マラソンの協賛企業として、今年は給食所に6万2000本のバナナを用意したドール。甘みを抑えた低糖質バナナは、自動販売機での購入も可能で、密かなトレンドになっている。

  • アンテナショップ力

    お切り込み東京都中央区銀座

    群馬名物の麺力を実感する

    東京都・銀座にある「ぐんまちゃん家」で買い物をし、群馬県の郷土料理「お切り込み」に挑戦してみた。

  • おやつ力

    まろやか干し梅山梨県山梨市

    最強!「お着きのお菓子」

    旅行の客室にそっと置いてあるお菓子にヒット商品あり! 全国で見かける「まろやか干し梅」は、年商12億円の超ヒット商品だった!

  • ローカル線力

    三陸鉄道岩手県宮古市

    ガンバレ!三鉄「乗ってけろ♪」

    「あまちゃん」では、三陸と東京を結ぶ重要な役割を果たしていた「北鉄」は、復刻のシンボルとしての役割も担ういま、明るくたくましく進化し続ける。

  • テーマパーク力

    あらかわ遊園東京都荒川区

    日本一スローなコースターが走る

    地方へ行くとゆるくふんわりとした遊園地があり、妙になごんでしまう。でも、じつは東京23区内にも昭和の香り漂う遊園地がある。